会社という舞台で最も高く買われるのは、実力でもなければ誠実さでもない。責任を持たない人間こそが、最も安全に高給をむさぼる。皮肉なことに、私の勤めるこの職場は、その縮図だった。

堀江という存在

法人からの依頼は単純明快だった。至急、広告を掲載してほしい——それだけ。

だが堀江は正反対の「広告を停止してほしい」と勘違いし、そのまま履歴にまで残していた。

さらに、17日に折り返すと約束しておきながら、果たさなかった。

法人からのクレーム電話を受けたのは私。私は即座に上司二名に報告したが、彼らは何もしなかった。

結局、火消し役を押しつけられるのは、いつだって私だ。仕方なく本人に直接口頭で厳重注意をした。

それでも堀江は、自らの過失を認めようとしなかった。

「自分は上司に相談したのに、その上司が対応を忘れていた。だから悪いのは原口(私)と上司だ」

——そう言い放ち、責任を私と上司にすり替えようとしたのだ。

依頼内容を誤認したのも、履歴を残したのも、折り返しを怠ったのも、すべて堀江自身。

にもかかわらず、彼女は涼しい顔で私の名前を持ち出し、同じ土俵に引きずり込もうとする。

彼女は細身の26歳。細すぎてSHEINやGRLでネット買いした安っぽいボトムを安全品や書類を止めるクリップでお尻の辺りで挟んでウエスト調整している。

いつも地雷メイクをして黒髪ロング。韓国アイドルを気取っている。何度ダメだと言ってもサンダルを履いてくるアホな女。

責任転嫁の発言を受けたその瞬間、怒りよりも先にこみ上げてきたのは、冷たい呆れだった。

「先輩は尻拭いをして当然」と思っているのか。責任をすり替えれば逃げ切れると信じているのか。

——小学生以下の言い訳を、高給をもらう営業社員が口にする。この国の会社の病巣を凝縮した光景だった。

同じ営業所の30歳女社員も、堀江さんと話していると小学生の先生になった気分なんですー💦と。

そんな彼女も堀江よりも役職が下。給料は毎月10万近く低い。

さらに、堀江の抱える闇はもっと深い。

営業社員であるにもかかわらず、返金処理をすべき案件を抱えながら、マイナス計上を意図的に隠している。

私は伊田と蔵田に「マイナス計上を隠すことは会社として重い罪になる」と伝えた。

実際、その取引先からは何度も催促の電話があり、信頼は失墜している。

だが二人は動かない。堀江に指摘すれば「パワハラで訴えられるかもしれない」と恐れ、見て見ぬふりをするだけだ。

高い役職と給料を得ているはずの彼女の仕事ぶりは、小学生にも劣る。

誤認、放置、隠蔽、責任転嫁——そのどれもが堀江の代名詞だった。

蔵田という上司

そして——上司の蔵田。

営業会社にとって死活問題の月末に、わざわざ行く必要もない法人訪問で時間を浪費する。

戻ってきたかと思えば、一時間以上も席を外してタバコの煙の中に消える。

34歳、ぽっちゃりとした体格に、なぜか丸坊主。

口癖は「この部署にいる奴はレベル低いなぁ!」。

売上がトップになったこともないくせに、口だけは達者だ。

今日もまた社用携帯を落として画面を割り、端末切り替えの際にシステムとアプリの紐付けができずに「どうしたら良いのぉ?」と猫のようにか細い声で部下の女の子に駄々をこねる。

そのときの体は、まるでタコのようにくねり、滑稽な見世物だった。

さらに驚いたのは、取引先の重要な金融情報が載った用紙を、何の配慮もなく部下の机に裸で置いていったことだ。

私は思わず「ええ……!?」と声を上げたが、彼は何も言わず、ばつの悪そうな顔で別の席に逃げていった。

器の小ささは、姿勢や言葉の端々にまでにじみ出ている。

二人の共通点

堀江も蔵田も、責任を背負うことから逃げ続ける。

約束を守らず、仕事を放棄し、最後は誰かに押しつける。

それでも彼らは、役職と給与を与えられ、椅子にふんぞり返っている。

——責任を取らない人間が評価され、黙々と尻拭いをする者が消耗していく。

この倒錯した構図を前にして、私は知っている。

彼らは必ず、いつか取り返しのつかない失態をやらかす。

その日のために。

今日も私は、黒革の手帖に一行を刻む。

女の記録として。やがて訪れる転落の証拠として。

そんな昨日は、地元の友人と合流してフレッシュネスバーガー

セブンイレブンとローソンのアールグレイティー飲み比べ。セブンは濃厚、ローソンは体にすーっと入ってきて美味しかった。

それにしても転職迷うなぁ、
給与を落としてプライベート充実させるか、
給与高くして人生設計直すか

JAC Recruitment

看護師の地元の友人と相談。
生活水準は落とせないんだよなぁ

レバウェル看護

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